Album
Prokofiev: Piano Concerto No. 2 - Tchaikovsky: Piano Concerto No. 1
ベアトリーチェ・ラナ, サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 & アントニオ・パッパーノベアトリーチェ・ラナ, サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 & アントニオ・パッパーノベアトリーチェ・ラナ, サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 & アントニオ・パッパーノ
2015クラシック · ミュージック · ピアノ · 管弦楽
かけ離れた曲想のパワフルな2つの協奏曲を、鮮やかに奏でる。
Tracks
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About this album
チャイコフスキーのピアノ曲の中で特に広く愛されている『Piano Concerto No. 1』は、1874年から1875年にかけての冬の間に書かれた。しかし、初演者に想定していた友人の名ピアニスト、ニコライ・ルビンシテイン(Nikolai Rubinstein)に酷評され、チャイコフスキーは大きなショックを受ける。結局このコンチェルトはドイツのピアニスト、ハンス・フォン・ビューロー(Hans von Bülow)によってアメリカで初演され、聴衆の喝采を浴びたのだが、批評家を満足させるには至らなかった。しかし、この不満の原因は楽曲そのものにはなく、ビューローが演奏中に声を上げて叱ってしまうほど、金管楽器セクションの演奏が不出来だったことにあるようだ。しかし、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団は、そのような問題を起こさない。本作がワーナーからのデビュー作となったBeatrice Ranaとの共演によるこのアルバムでのパフォーマンスは“熱烈”と評され、Ranaのテクニックと楽曲に対する洞察力も高く評価された。チャイコフスキーの『No. 1』と同様にプロコフィエフの『Piano Concerto No. 2』も当初は批判にさらされた。冒険的な作品が公正な評価を得るまでには多くの時間を要するものだ。Beatrice Ranaは本作においてこの難曲を見事に奏でたことにより、駆け出しのコンクール入賞者から一流のピアニストに成長したことを世界に印象付けることとなった。