Album
Opera in musica, Carlo Monza Quartets
2022クラシック · ミュージック · バロック時代 · 室内楽
カラフルかつドラマチック。イタリアバロックの知られざる室内楽を再発見する。
Tracks
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About this album
1770年代にイタリアを旅した10代のモーツァルトは、ミラノで何人かの作曲家たちに出会っている。その中の一人だったCarlo Monzaは、オーストリアからやってきたこの若き作曲家の初期の作品に、イタリアらしいおおらかさと活力を吹き込んだ。イタリアのバイオリニスト、ファビオ・ビオンディと彼が率いる古楽アンサンブル、エウローパ・ガランテのメンバーによって本作で初めて録音されたMonzaの四重奏曲は、初期のモーツァルトに見られるみずみずしさとエネルギー、そしてオリジナリティにあふれている。もう一つ特筆すべきは、Monzaがそれぞれの四重奏曲を短い劇と位置付けていることだ。『Gli amanti rivali』では、ドラマチックなアリアやレチタティーヴォにあたる部分を楽器で奏で、ライバル関係にある恋人たちの物語を生き生きと表現したり、『Opera in musica』では、リスナーにミラノ・スカラ座の夜をイメージさせたりしている。またスリリングな嵐の描写も見事な『La caccia』の最終楽章は、Monzaが普遍性を持った美しい旋律を生み出す名手であったことを物語っている。